コンクリートのひび割れを防ぐには?

コンクリートのひび割れには、主に「収縮」または「膨張」によるひび割れがあります。ワイヤーメッシュを使用したり、鉄筋を2重・3重に重ねる方法以外にも、ひび割れの予防法はいくつかあります。コンクリートのひび割れを防ぐ、具体的な方法をご紹介します。

収縮ひび割れの予防法

  • 水量の少ない配合を使用する。
  • 水セメント比が小さく、強度の高いコンクリートを使う。
  • 打ち込み時にバイブレータや突き棒を用い、しっかり充填する。
  • 打ち込んだ後も、必要に応じて再振動を与え、よく締め固めて、しっかり押さえる。
  • コンクリートが乾き始めたら、コンクリートの表面に水を撒いて養生する。
    特に硬化初期(0~7日)の養生は大切。コンクリート養生マットは便利で効果的。
  • 養生マットの使用が困難なところには、コンクリートの表面に樹脂系のコーティング材を施し、水分の散逸を防ぐ。
  • ひび割れを人為的に生じさせるため、予め誘発目地を設けておく。

収縮ひび割れは、水量・温度・湿度・施工方法・風・乾燥期間・部材寸法・鉄筋重量などの影響を受けます。これらの条件を総合的にチェックし、対策を講じることが大切です。当社では施工性を高めるコンクリート流動化剤レオパックやバイブレータ、ラスタンパー、トンボ、フレスノ、左官鏝、アルミスリッパ・クッションスリッパ、コンクリート養生マット、鉄筋、ワイヤーメッシュ、差筋アンカー、ダイヤモンドカッターなど、施工に必要な材料から道具まで取り揃えております。

膨張ひび割れの予防法

膨張性のひび割れは、材料(セメントや骨材など)の品質異常、膨張材の不適切な使用、鉄筋の錆などが原因となります。ひび割れ防止のポイントは以下の通りです。

○ コンクリートの原材料を吟味する
○ 鉄筋のかぶり寸法を確保する
○ コンクリートの配合を確認する

原材料の吟味に関しては、管理の行き届いた工場で生産された、良質な商品を選ぶことが重要です。どのような材料で、どのように作られているのかを確認するのが理想的でしょう。鉄筋の錆を防ぐには、綿密なコンクリートを用いて、かぶり厚さをしっかり確保します。施工性を考慮した、気配りのある設計が重要です。

当社は、茨城県南の地域に根差した生コン販売店として、良質な商品の製造・販売を行っております。企業・業者様向けの商品から一般住宅(ガーデニング)向けの商品まで、豊富な種類をご用意しました。生コンやワイヤーメッシュをお探しの方は、ぜひご利用ください。

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